トピックス 宇宙開発 4
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レーザ測距装置(LRE)
平成13年8月29日、種子島宇宙センターからH-Uロケット試験機 1号機の性能確認用ベイロードの一部として打上げられた球体の小型人工衛星です。類似の測地衛星・あじさいの直径比約1/4の50cmです。現在は長楕円軌道(遠地点高度 約36,000km 近地点高度 約250km、軌道傾斜角 28.5度)で飛行しています。可視できるか否か判りませんが、追跡観測を行う予定です。
レーザ測距装置(LRE)の写真
(写真;JAXA提供)

熱帯降雨観測衛星
(TRMM)について
TRMMは1997年11月に打上げられ、2001年1月に定常運用を終了していましたが、ミッション期間を延長(2004年頃まで)するために今年の8月24日に第6回目のマヌーバを実施して高度を約350kmから約400kmに変更した(NASDA情報)。

国際宇宙ステーション
(ISS)について
DC-1は計画通り打上げられ、平成13年9月17日、午前10時05分(JST)にISSとドッキングしました。今後「ズヴェズダ」モジュールの地球側ドッキングポートに接続し、ソユーズ宇宙船又はプログレス宇宙船とのドッキング、及び船外活動の出入り口の役割を果たすことになります(9/17、NASDA情報)。
今回でISSへ21回目の組立フライトとなるロシアのドッキング室 1(DC-1)を搭載したソユーズロケット(宇宙船:プログレス補給船)が日本時間2001年9月15日、午前8時35分頃にカザフスタン共和国・バイコヌール宇宙基地から打上げられる予定です。なお、計画通り進めば9月17日、午前10時頃(JST)ISSの「ズヴェズダ」モジュールにドッキングされる予定です(NASDA情報)。