1998年11月の星空、チェックしたい天文現象

11月には、33年ぶりの天文のビッグイベントとして期待されているしし座流星群がピークを迎えます。11月17日〜 18日にピークとなり、天気さえ良ければ都会でも流星が見られるでしょう。しし座流星群ついてはこちらをご覧ください。
11月ともなると、夜半過ぎにはもう冬の星が昇りはじめますね。冬の星は1等星が多く、楽しみな季節です。その中でも特に明るい星である おおいぬ座のシリウズ、オリオン座のペテルギウス、こいぬ座のプロキオンを覚えましょう。この3つの星は、ほぼ正三角形をなしており 冬の第三角形と呼ばれます。

11月1日、木星と月が接近
11月14日、火星が月に隠される(東日本)

11月1日、木星と月が接近

11月1日(10月31日の夜中)の夜更けに、木星と月が接近します。東南アジアでは木星食となります。

11月14日、火星が月に隠される

11月14日の夜更けに昇ったばかりの月から火星の出現が見られます。この現象は神奈川、富山より東の地域のみ観測できます。 低空での現象の為、双眼鏡、望遠鏡が必要です。
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