次世代型無人宇宙実験システム
USERS
次世代型無人宇宙実験システム(USERS)の写真
USERSは、無人の自律帰還型の宇宙環境利用システムによる高品質かつ大型の高温超電導材料の製造(μG環境下)及び宇宙利用の発展と産業化(回収技術)の推進を目的として、2002年9月10日 H-UA・3号機で打ち上げられた宇宙機です。軌道高度約500km円軌道、軌道傾斜角約30.4度であり、機体は2003年5月25日頃に大気圏に再突入して帰還(@小笠原諸島東方の公海上海域に着水)する帰還カプセルであるリエントリモジュール(REM)と、そのREMにリソースの提供や通信のサービスを行なうサービスモジュール(SEM)より構成されています。