熱帯降雨観測衛星
TRMM
TRMMは、エルニーニョ現象や砂漠化等、地球規模の環境変化を把握し、そのメカニズムを解明するため長期かつグローバルに大気・海洋・陸域に発生する現象(特に地球全体の降雨量の2/3を占める熱帯地域の降雨量)を観測し、地球の水収支・エネルギー収支のメカニズムの解明や環境保全に役立てることを目的に、1997年11月28日、H-Uロケットで打ち上げられ高度約350km、軌道傾斜角約35゚の円軌道、周期約92分の日米共同開発の人工衛星です。
(写真;JAXA提供)