イリジウム衛星
Iridium Satellite、携帯通信サービス衛星群
- ミッション
- 本衛星は、92機(予備機を含む)の低軌道周回衛星を使って、地球上全体の通信をカバーしている小型衛星群の人工衛星です。「見え方」に特徴があり、装着されているアンテナが太陽光を反射するような位置にきた時にはIridium Flares(イリジウムフレア)と呼ばれる閃光現象があり、非常に明るく見えます。通常6等星相当ですがこの時の光度は、なんと-7等星相当で、数秒から十数秒間をゆっくり動きながら増光し、そしてまた同じくらいの時間で減光していきます。
- 軌道
- 高度約780km、極軌道(1グループ11機が8グループあり、1グループは同じ軌道面を約9分間隔)で周期約100分
- 運用
- 1999年 サービス開始
- 2000年3月18日 サービス停止
- 2001年1月以降 姿勢制御維持