野菜名 畑のキャビアとんぶり(箒木・ほうきぎ)

 

 

とんぶりの花

 

名前の由来:

  とんぶりは、ほうきぎ(別名 ははきぎ、ねんどう、あかくさなど)の実を

  いったん乾燥させてから加熱加工したもの。 とんぶりの名は、唐(とう)

  からきた「ぶりこ(ハタハタという魚の卵)」に似たもの=とうぶりが

  なまったもの。

 

品種・起源

   アカザ科の一年性。葉は2〜3cmの針状。

   原産地 アジアから南ヨーロッパ伝播

   ほうきぎは日本には平安時代初期に中国より渡来。

  実を薬用とするほか、乾燥させるとよい草ぼうきができることから

   昔は農家の庭先などでどこでも作っていた。

 

「農業全書」)ことや、実を炒って食べる(1705年刊「本朝食鑑」)こと

が記されているが、一般的には食用よりは、ほうき用が中心だったようだ。

 

栄養薬理効果: 中国では、ほうきぎを地膚(じぶ)、実を地膚子(じぶし)

        と呼んで、強壮・利尿などの漢方薬に利用。

 

製法

  とんぶりの製法がいつどこで生まれたかについては不明だが、

  古くから秋田県北部の特産だった。

  飢饉のときにほうきぎの実もなんとか食べられないものかと

  工夫したのが最初ではないかともいわれている。

 

種まき 

 4月中旬〜5月上旬、苗床にタネを播く。乾燥に強く、連作も特に問題ない。

 2年目からは、前の年に自然に落ちた種から勝手に発芽してくるので、それを

 利用すればよい。

 

定植 

   株間50cmに定植。

 

管理

   草丈が150cm以上になるので、倒伏防止をしておく。

   実が落ちやすいが、打つ手なし。

 

収穫

  1. 秋に熟した実を刈り取り、脱穀して殻つきの籾(もみ)の状態にする。

よく乾燥させて保存。

  選別し、とんぶりに重しをして余分な水分をとる・・・など

実に手間がかかる:秋田・富山等の特産品として瓶詰めなどとして売られているのでそれを買ったほうが賢い。

 

調理方法

(1)食べ方は和えものが一般的で、秋田県北部では精進料理に欠かせない材料。

(2)くせがなく淡白な味なので和風に限らずドレッシングやマヨネーズとも

  よく合い、利用範囲が広い。

(3)調味料を加えて2〜3時間経つと粒の中の水分が出てしまうので、

  食べる直前に味付けするのがコツ。

 

おひたしに添えて、納豆に和えて

 


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