火星の大接近

2003年8月27日の最接近
21世紀最大の大接近2003年8月27日に起こります。この時には、視直径は25.1”、明るさ−2.9等となります。これは火星の近日点付近で地球と接近するためであり、これ以上の接近は21世紀中にはおこりません。明るさは、2000年初めの木星より明るくなります。雄大に輝く赤い星、今から楽しみです。

2003年8月27日22時頃の火星の見え方

本日の火星の位置


大接近前後での火星の動き

2001年6月22日の最接近
前回の最接近は2001年6月22日でした。この時には、視直径は20.8”、明るさ−2.4等になりました。

2001年6月22日の火星の見え方
さそり座アンタレスのすぐ左に輝いています。オレンジ色に輝く大小2つの星が並んでいます。

1999年5月1日の最接近
地球から一つ外側の軌道を公転している火星は、地球と約2年2ヶ月の周期で 接近がおこります。

前々回の最接近は1999年5月1日、視直径は16.2”、明るさ−1.6等でした。

1999年4月の記事