1997年12月の星空、チェックしたい天文現象

12月になり寒くなってくると、空気が澄み切ってくるため、お星様がだんだん奇麗になってきます。 また、冬は南の方向に明るい星座が多く、都会でもある程度は見えます。冬の星座の定番であるオリオンの ペテルギウス、こいぬ座のプロキオン、おおいぬ座のシリウスを覚えましょう。この3つの一等星の 三角形が東から昇ってきます。配置は下の図の通りです。
12月上旬 日没後に惑星が西の空に集合
12月22日 金星、火星が1゜まで接近
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12月上旬、日没後に惑星が南西の空に集合


日没後には、南西の空を眺めましょう。金星と、火星の接近が見られます。金星が−4.7等星、火星が1.2等星の為 火星はあまり目立ちません。12月3日頃には三日月がその近くにあります。南上には木星が見られます。 また水星が日没時10゜位の位置に見えます。西の方向が見晴らしが良ければ見つけることができるでしょう。 また肉眼では見えませんが、この近くに海王星と、天王星があります。

12月3日の京都の日の入り・・16時45分
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12月22日、金星、火星が1゜まで接近


日没後、南西の空に見えている、金星と火星は12月22日には1゜まで接近します。

12月22日の京都の日の入り・・16時50分
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