2004年11月の星空、チェックしたい天文現象

朝晩が京都でも冷え、北国からは雪の便りも聞かれるようになりました。もう少しで京都も紅葉の季節になります。京都の11月は観光客で大変混み合います。
お星様の方は、22時頃になりますと東の空にオリオンの雄大な姿がもう見え始めています。それから30°ほど天頂方向に、青白い雲のような星座が見られます。目の良い人は6つの星座の集まりに見えるでしょう。これがすばるです。自動車のスバルのロゴは、この星団から来ています。夜遅くなるとともに、大変明るい星が多い冬の星座一色になります。

11月5日、日の出前に金星と木星が接近
11月17-18日しし座流星群



すばる

すばるを空の暗い所で、双眼鏡で見たイメージ


11月5日、日の出前に金星と木星が接近
明け方の東のそらで、金星と木星が接近しています。11月5日には36′(満月一つ分くらい)まで接近します。どちらも大変明るい星なので見物です。

11月17日-18日しし座流星群
極大予想時刻は11月17日17時(日本では昼間)です。しかしあきらめずに前後の朝方1117日2〜4時、1118日2〜4時には観測しましょう。

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