2002年1月の星空、チェックしたい天文現象

寒くなればなるほど星が綺麗に瞬く季節になって来ました。南の空の多くの1等星は、都会でもその美しさがわかります。今年は、木星と土星が加わり更に賑やかさを増しています。またこの惑星のため、冬の大三角形が一見しただけではわかりづらくなっています。
冬の間に、このお星様とコンピュータや、お星様iで星の名前を覚えてくださいね。
1月4日は、りゅう座ι流星群。寒い季節ですがまずまずの出現をみせます。次に1月25日夜中の土星食です。これは千葉県−石川県より南で見られます。2日後の1月27日には、東北以北においては、沈む間際の月に木星が隠されます。

1月3/4日りゅう座ι流星群


今年は下弦の月があり観測条件があまり良くありません。極大時刻が1月4日3:00であり、流星の輻射点が北極星の位置くらいにはあるので、観測には適しています。この流星群は、極大日に流星のほとんどを散らしてしまうので見逃さないようにしましょう。寒い時期なので完全防備で観測しましょう。流星群のページもどうぞ
1月25日土星食

この土星食は、千葉県−石川県より南で見られ、これより北の地域では、土星が月をかすめて通ります。あなたの住んでいる地域の土星食はこちら
1月27日木星食

この木星食は、東北以北で見られます。これより南の地域では、木星が月をかすめて通ります。月没近くの月に木星が隠され、そのまま月が沈みます。あなたの住んでいる地域の木星食はこちら
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